2013年7月11日 オーバーブルック(Overbrook)
フィラデルフィアから電車で郊外に向かいます。
楽しみにしていた、フレンズ・セントラル・スクール(Friends' Central School)
訪問です。
オーバーブルック駅 |
この学校には、旧モリス家が残され、本館として利用されています。
モリス夫妻は、日本人留学生たちを頻繁に招き、新渡戸博士も
将来の妻となるメアリーとここで出会っています。
新島襄、野口英世、津田梅子、内村鑑三らも集った邸宅です。
旧モリス邸正面玄関(現フレンズ・セントラル・スクール本部) |
お二人が案内をしてくださいました。
Joelの話では、この建物はもともと1862年(新渡戸博士生誕の年!)に
建てられましたが、1892年にほとんど建て直されるほどの大規模な改築が
おこなわれたそうです。
なるほど、1862年に建てられた建物は、写真でよく見ると造りが違います。
そして、当時の建物の内部の写真が現存していないので、
いまとなっては、様子がわからない、とのことでした。
残念ながら、若き稲造青年とメアリーが出会った建物ではありませんが、
雰囲気のある美しい建物です。
旧モリス家 正面玄関(内側から撮影) |
玄関のステンドグラスには、もともとの建物が建てられた年「18(左)62(右)」が
入っています。
一般の家に、ステンドグラス、それもティファニー社のものがあるのは、大変
めずらしいことで、一時は、世界一の会社といわれたペンシルヴァニア鉄道を
経営していたモリス家の裕福さを象徴しているとのことでした。
親切に案内してくださったお二人。
写真のご提供もいただきました。ありがとうございました。
この部屋は、Joelのクラスルーム。週末は、日本語補習校で使用されています。
日本語の図書がたくさんありました(写真後部)。
このあと、日本語補習校の徳光校長先生が、お迎えに来てくださり、
補習校の事務所に移動です。
旧モリス邸 階段の踊り場にあるティファニー製ステンドグラス |
一般の家に、ステンドグラス、それもティファニー社のものがあるのは、大変
めずらしいことで、一時は、世界一の会社といわれたペンシルヴァニア鉄道を
経営していたモリス家の裕福さを象徴しているとのことでした。
フレンズ・セントラル・スクールがこの地に移転してきたのは、1925年とのこと。
現在、3歳から18歳まで800名ほどの在校生のうち、
クエーカーの比率は、生徒の5%、教職員の15%程度なのだそうです。
Joel(左)とDwight(右) |
写真のご提供もいただきました。ありがとうございました。
この部屋は、Joelのクラスルーム。週末は、日本語補習校で使用されています。
日本語の図書がたくさんありました(写真後部)。
このあと、日本語補習校の徳光校長先生が、お迎えに来てくださり、
補習校の事務所に移動です。