2021年9月9日(木)17:30~ 外国人特派員協会にて
一般社団法人サーキュラーコットンファクトリー(CCF)の記者発表
CCF代表と登壇者のお一人が知人でしたので、出席させていただきました。
教育現場を代表して、登壇されていらしたのが、新渡戸文化学園の山藤旅聞(さんとうりょぶん)先生。
新渡戸文化高等学校の総括校長補佐、高等学校教育チーフデザイナーをされています。
山藤先生は、
「新渡戸文化学園は、創立者の森本厚吉先生、初代校長の新渡戸稲造先生が
社会の変革をめざして、開校」
「新渡戸文化学園は、学校と社会をブリッジ(橋渡し)する」
とお話しされ、建学の精神を大切にし、いまの時代に合った変革を推し進められていること
がわかり、感動しました。
会場には、山藤先生の教え子(新渡戸文化学園のOGお二人)も登場、
「最近、『一枚500円のTシャツを購入し、ひと夏が終わると捨てる』という友人たちの言動に
違和感を抱いていた。使われない/使われなくなったコットンが、紙としてよみがえり、
再利用されることは素晴らしい取り組み」という率直な声を聞くことができました。
同校では、「国際人としての人格教育」をはじめ、
学園の7つの強みを掲げた教育をおこなっています。
未来に向かって変革を続ける新渡戸文化学園に大きなエールを送ります。
新渡戸文化学園のホームページは、こちら。
同校にお招きいただいた時の報告は、こちら。
一般社団法人サーキュラーコットンファクトリー(CCF)とは、
綺麗な地球を子どもたちに引き継ぐために、洋服の廃棄物をゴミにせず、廃棄物から紙を再生し、
活用することを始めた一般社団法人。
繊維業界にとどまらず、製紙会社、出版社、日本郵便株式会社様、さらに、
お菓子メーカー(今回の登壇者は、榮太棲総本舗の細田将己副社長様)、学校など、
社会全体の大きな連帯により実現可能な、循環型社会をめざす壮大な取り組み。
(日本における繊維リサイクル率は、17.5%。毎年137万トンの繊維廃棄物が捨てられ、燃やされている。
2019年、28.5億枚の洋服が作られ、14.8億枚は、新品のまま破棄。配布資料より抜粋)
CCFのホームページは、こちら。