東京都港区三田に、「キリスト友会 フレンズセンター」があります。
新渡戸博士は、終生、クエーカーでしたが、ここは、古くから、
日本/東京のクエーカーの拠点です。
この日、東京都の文化財として、一日のみ公開されるということで、
訪ねてみました。
「米国から派遣された宣教師の住居として、ヴォーリス建築事務所の
設計で建てられました。戦後は、ララ物資の拠点や、
E・バイニング夫人をはじめ多くの人々の交流の場や宿泊施設となり、
現在も宿泊施設として利用されています」
「2018年 東京文化財ウィーク」冊子p.7より
(主催 東京都教育委員会/ 後援 文化庁)
以前、同じ敷地内の会堂は訪問したことがありましたが、今回、
こちらの文化財の建物の中は初めて見学させていただくことができました。
1920年代の建築なので、新渡戸博士ご夫妻も訪問されたことがあるはずです。
戦火も生き延びた貴重な文化財で、一日限りの公開日に
多くの方々が訪問されていました。
ヴォーリズ建築らしい造りが感じられました。
外壁は、新しくなっていますが、内部の造りはほとんど当初のままと
いうことです。
思いがけず、大津先生(普連土学園財務理事)にも久しぶりに
お目にかかることができ、嬉しい一日になりました。
大津先生が来訪者たちのいろいろな質問に答えていらっしゃいました。
ありがとうございました!
このすぐ近くに普連土学園があります。
若き留学生だった新渡戸博士たちの熱心な意見を聴いて、
設立された女子教育のためのフレンド派の学校です。