同友クラブ「サロン講座/話題の本 −著者に聞くシリーズ」
『新渡戸稲造ものがたり』 著者 柴崎 由紀
このたび、経済同友会の会員組織「同友クラブ」(パレスビル)にて
お話する機会をいただきました。
お天気に恵まれたクリスマスイブのこの日、緊張して会場に向かいました。
15時に予定通り始まり、下記のような内容で70分ほどお話しさせて
いただきました。
1 新渡戸稲造博士の生涯 2012年 生誕150年/2013年
没後80年
「ちょんまげに洋服を着せたような男」------------------------------
世界初の国際平和機構「国際連盟」(いまの国連の前身)事務次長として、
ユネスコの土台づくりなど、世界の平和と協調に大きく貢献、世界の人々
の尊敬を集めた。国内では、多くの学校に関わり、人々を啓蒙したほか、
男女協同参画(女子教育の重要性)、協同組合(助け合い精神)、生涯学習
(学び続けることの大切さ)を広め、私たちの社会に、いまなお大きな
影響を及ぼしている。
2 伝記『新渡戸稲造ものがたり
–真の国際人 江戸、明治、大正、昭和を
かけぬける-
』の出版 / 展覧会(鎌倉・銀座)
3 伝記の効用「一人の人物の生涯を通じて学ぶこと」
日本の子どもたちへの思い
4 小さな旅へ「新渡戸博士の足跡を訪ねて」(ゆかりの地を写真でご案内)
最後に、国内外の写真を20枚ほどご覧いただき、質疑応答がありました。
このような機会をいただきました、加藤丈夫様(国立公文書館 館長)、
同友会の皆様、配布資料などをご準備くださいました事務局の方々に
心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。