2016年5月21日(土曜日)
このたび、『田中館愛橘ものがたり ひ孫が語る「日本物理学の祖」』
を刊行いたしました。
田中館愛橘(たなかだて あいきつ)博士は、新渡戸博士と同じ、
南部藩の出身です。現在の岩手県二戸市に生まれました。
世界的に活躍された学者です。
地球物理学のほか、地震の研究、航空学、またローマ字の普及にも
取り組まれました。
田中館博士(1856年〜1952年)は、長年、新渡戸博士とも親交がありました。
また、新渡戸博士が主導した国際連盟の知的協力委員会(いまのユネスコの前身)
の委員も務めました。
同書『田中館愛橘ものがたり』では、
晩年に博士と共に生活された、ひ孫の松浦明様が、家族ならではの逸話なども
紹介され、子どもたちに優しく語りかける内容になっています。
松浦様の労作になりました。
このたびのご出版に心よりお祝いを申し上げます。
また、奥様の郁子様をはじめ、ご協力いただきました関係者の皆様に厚く御礼を
申し上げます。
発行:銀の鈴社
2016年5月21日
田中館博士の出身地、二戸訪問については、こちら。