2012年10月吉日
今年は国連が定める「国際協同組合年」です。
世界各地で協同組合についてのさまざまな活動が展開されています。
新渡戸稲造博士は、ドイツ留学中に協同組合について研究し、
実際の活動を視察しました。
日本にも協同組合の「助け合いの精神」「共存共栄」を広めたいと
産業組合岩手支会長に就任したほか、日本で初めての医療利用組合病院の
設立を初代組合長として実現させました。
これは現在の保険医療の制度につながります。
すでに、国際連盟(現在の国際連合の前身)の事務次長として、
国際的に活躍していた新渡戸博士の指導理念は、
「地域の共存共栄の理念と、国際社会における理念は共通している」
というものでした。
「第一に協力し合うという心をもち、第二に親切にすべての問題に対応し、
第三に正直であること」
伝記『新渡戸稲造ものがたり』p.193より
日本でも、国際協同組合年の活動が各地で活発におこなわれています。
2012国際協同組合公式ホームページ
http://www.iyc2012japan.coop/
このたび、『新渡戸稲造ものがたり』(子ども〜おとな)は、
国際協同組合年の認定を受けることができました。
2012国際協同組合公式ホームページ 認定・後援事業一覧のページはこちら
http://www.iyc2012japan.coop/backup/index.html
関係者のみなさまに御礼申し上げます。