2015年12月4日(金曜日)
東京大学駒場博物館にて
「東京大学駒場博物館 秋季特別展
教育者・蒐集家・鑑定人
狩野亨吉(かのうこうきち)生誕150周年記念展」
2015年10月17日〜12月6日
狩野亨吉先生(1865年〜)は、新渡戸稲造校長の前任の
旧制第一高等学校(現 東京大学教養学部)校長でした。
久しぶりに東大駒場博物館に向かいました。
狩野亨吉校長は、同級の親友、澤柳政太郎校長(のちに
成城学園を創立)の後任として、
明治31年(1898年)、一高校長に着任。33歳。
「全寮制」「ろう城主義」「四綱領」「自治」「文武両道」へ。
新渡戸稲造博士が、同校の校長に就任したのは、
アメリカで『武士道』を出版した後。1906年〜1913年。
一高で「ソシアリティー」を教え、新風を吹き込みました。
のちに活躍する多くの人材を育て、影響を与えました。
今回の記念展によって、
狩野校長の幅広い活躍について知ることができました。
会場で放映していた映像「一高130周年記念 ああ向陵よ 向陵よ」
(約40分 2004年 一高同窓会)には貴重な動画が含まれ、
興味深く拝見しました。
以下、映像視聴メモ
一高生徒「選ばれし者の誇りと責任」
「教育」の充実に向けて
明治7年 東京英語学校(前身)
明治10年 予備門
明治27年 第一高等学校
昭和5年 「行軍」「紀念祭」記録フィルム(当時の一高の生活がわかる)
昭和10年 本郷から駒場に移転
9月14日8時半 全職員/生徒が本郷を出発
皇居前遥拝式
警視庁、国会、渋谷を行進/沿道に多くの市民
岩本貞(てい)ドイツ語 総持寺に哲学碑
安藤昌益『自然真営道』
「校友会雑誌」「向陵時報」