2016年4月15日(金曜日)18時〜21時
学士会館(東京・神保町)にて
「堀田国元博士 講演会」
主催:武士道講読会
後援:北海道大学東京同窓会、東京女子大学同窓会、
札幌農学同窓会東京支部
協賛:エルム27会・東京
このたび、堀田国元様(機能水研究振興財団理事長)が、
留学第一号の女医である岡見京(おかみけい)医師について
講演をされました。
堀田様は、新渡戸稲造博士と岡見千吉郎・京ご夫妻のご関係から
当時の福沢諭吉や岡見家、新渡戸人脈につながる大変興味深い
関係についてご研究されておりました。
一昨年、そのことについて同会でご報告されていましたが、その後、
こうして短期間で本にまとめられました。
講演「ガールズ・ビー・アンビシャス 留学第一号女医 岡見京物語」
御著書『ディスカバー 岡見京』
この日は、堀田様の恩師であり、また、岡見ご夫妻のお孫様でいらっしゃる
岡見吉郎 元北大教授とご家族、岡見家の方々、東京女子大学学長の小野祥子様、
東京女子大学同窓会長の山田純子様、東京女子大学の学生さんたち、
そして、書籍化にご尽力された古田清二様もご出席になりました。
また、普連土学園理事の大津先生とも久しぶりにお目にかかることができました。
堀田様によりますと、一冊の本に書かれた新渡戸博士の署名、
「昔の心弟 新渡戸」
この署名がきっかけになり、この研究が始まったそうです。
当時の人々を結ぶご縁、そして、結婚してから夫婦別々の地へと留学し、
妻は留学女医第一号になりました。
現在、日本には約55,000人の女医がいると堀田様がおっしゃっていました。
その先駆けとなった岡見京医師の生き方が、現在医療現場で奮闘する女医の
方々をはじめ、広く知られるよう願っています。