2011年11月11日(金曜日)快晴
青空広がる中島公園内にある豊平館を訪問しました。
豊平館は、明治13年に建てられた木造洋風建築物です。
札幌を視察された明治天皇をはじめ、大正、昭和の天皇陛下も皇太子時代に
お泊まりになりました。現在、重要文化財。
豊平館は、かつて今の大通公園の東端にありました。
新渡戸稲造博士は、第一高等学校校長在任中、世間からの批判を受けて神経衰弱になり、
札幌で休養中、豊平館に滞在したといわれています。
当時の趣きを残す、内装。
二階では、明治天皇がお泊まりになった部屋を見学できます。
現在、豊平館は、結婚式、披露宴の会場として使われています。
豊平館ホームページは、こちら。
中島公園は、木々が色づき、美しい朝でした。
同じく中島公園内には、北海道立文学館もあります。
一階の常設展「北海道の文学」には、北海道ゆかりの文筆家として、
常設展では、「佐藤忠良と北海道の本」を展覧中。
佐藤忠良は、北海道に生き、今年3月、98歳で亡くなった彫刻家。
本の挿絵も描かれていたとは知りませんでした。
「帽子・夏 1972」
今秋、新制作展(東京・新国立美術館)で展示された作品(会場にて筆者撮影)