・・・ 2011年5月31日〜6月2日十和田・盛岡、2011年7月10日〜13日札幌、2011年8月2日〜6日ジュネーブ(スイス)、2011年9月5日〜6日軽井沢、2011年11月10日〜12日札幌、2012年1月14日〜15日盛岡・新花巻、2013年4月20日下田、2013年7月アメリカ(ボストン、ボルティモア、フィラデルフィア、ニューヨーク)、カナダ(バンクーバー、ビクトリア)、2015年3月台湾、2015年7-8月チューリッヒ(スイス)/ロンドン(英国)、2015年10月花巻・盛岡、そのほか鎌倉・東京・京都・下田・沼津・松山など ・・・

2013/07/13

フィラデルフィア日本語補習授業校

2013年7月11日 オーバーブルック

フィラデルフィア日本語補習授業校は、フレンズ・セントラル・スクールの
本館(旧モリス邸)で、週末に日本人の子どもたちのための授業と、
日本語の補習をおこなっています。
今年の4月に着任された徳光茂校長先生のお迎えで、車で5分ほどのところに
ある事務所に連れて行っていただきました。
事務所には、今年の春まで教員をされていた、二美代バッタ(Fumiyo Batta)様も
お越しくださり、お二人にお話をうかがうことができました。


徳光校長先生は、北海道のご出身、海外の日本人学校の校長先生に就任された最初の
勤務地が台湾だったそうで、偶然にも新渡戸博士とゆかりの地にご縁があります。
伝記『新渡戸稲造ものがたり』を同校に寄贈させていただきました。
新渡戸博士と深い関係のある旧モリス邸で学ぶ日本の子どもたちに、
ぜひ、その生涯を知ってもらえたらと願っています。


愛校歌

同校の愛校歌「よき友をもちて」は、聖路加国際病院の日野原重明先生の作詞・作曲で、
バッタ様と日野原先生のご縁から、寄贈いただいたものだそうです。

新渡戸博士は、生前、鎌倉の別荘を聖路加にお譲りになり、現在は、聖路加看護大学
セミナーハウスになっています。
「新渡戸稲造→旧モリス邸→日本語補習校→日野原先生→聖路加→鎌倉の新渡戸別荘」
と、ぐるっとつながった感じがします。


バッタ様は、海外在住が長く、また、声楽家(ソプラノ)でもあります。
日本のゆかたを夏服として、素敵に着こなしていらっしゃいました。
軽やかな装いを、記念撮影。

引き続き、お二人と昼食をご一緒させていただいた後、思いがけず、
ハバフォード大学まで車で送っていただきました。
徳光校長先生、バッタ様、ありがとうございました。
貴重な出会いに感謝しています。