・・・ 2011年5月31日〜6月2日十和田・盛岡、2011年7月10日〜13日札幌、2011年8月2日〜6日ジュネーブ(スイス)、2011年9月5日〜6日軽井沢、2011年11月10日〜12日札幌、2012年1月14日〜15日盛岡・新花巻、2013年4月20日下田、2013年7月アメリカ(ボストン、ボルティモア、フィラデルフィア、ニューヨーク)、カナダ(バンクーバー、ビクトリア)、2015年3月台湾、2015年7-8月チューリッヒ(スイス)/ロンドン(英国)、2015年10月花巻・盛岡、そのほか鎌倉・東京・京都・下田・沼津・松山など ・・・

2012/07/06

渋沢栄一 社会企業家の先駆者

2012年7月5日 渋沢栄一記念財団会員総会@東京工業俱楽部

島田昌和(渋沢研究会代表・文京学院大学経営学部教授)

特に、渋沢栄一が考えていた経済全体の仕組みについての話が興味深かった。
大きな視点と長期的視野に立った考え方。

渋沢の構想した「合本(がっぽん)」資本主義社会
(つまり、民間に公共性をもたせる資本主義)
株式会社は、公共的(パブリック)なもの
会社組織は、一つの共和政体のようなもので、株主は国民のようなもの
民間パブリック(異なる利害を共有すること、共通の利害を見出す)
経営には、道理(論語)が大事

今回の話は、主に渋沢の構想した経済の仕組みとビジネスモデル。
スケールの大きな仕事を成し遂げながら、新渡戸稲造とは、
国際友好に関わることにも共に積極的に関わりをもった渋沢の功績は、
大きい。渋沢も新渡戸も、ともに、現在の社会に、いまなお、影響を
及ぼしている。