めんこいテレビ制作
「スーツを着たサムライ 新渡戸稲造 『武士道』伝説」のDVDを
視聴しました。
新渡戸基金(盛岡)の藤井さんの言葉が印象的でした。
「新渡戸は、農学者、国際人、教育者など、さまざまな専門家として、
それぞれの分野で立派な仕事をした人でしたが、一言でいうと、
素晴らしい生涯を演じた人、なのだと思います。
彼の生き方が広まり、多くの人が考え、行動するようになれば、
きっといい世の中になり、世界平和につながっていくという思いです」
伝記『新渡戸稲造ものがたり』がきっかけになり、
世代を越えて、日本の多くの方々が、
「素晴らしい生き方を示してくれた人」、新渡戸稲造博士に出会って
もらえたらと願っています。
雪の成人式の日に。
学者、教育者として、また、国際的にも広く活躍した新渡戸稲造博士(1862年〜1933年)の足跡を訪ね、その原風景に出会う旅 【2022年9月1日 生誕160年 / 2023年10月15日(16日) 没後90年】
2013/01/14
2013/01/09
【更新】放送日 スーツを着たサムライ 〜新渡戸稲造「武士道」伝説〜
【 テレビ番組 】
スーツを着たサムライ 〜新渡戸稲造「武士道」伝説〜
(岩手めんこいテレビ 制作)
制作に協力しました特別番組の放送予定が、下記のように決まっています。
ぜひご覧ください。
(そのほかの地方についても、放送日時が決まりましたら、お知らせいたします)
UHB 北海道文化放送
12/27(木)9時55分〜10時50分
AKT 秋田テレビ
12/29(土)15時30分〜16時25分
TKU テレビ熊本
12/30(日)4時40分〜5時40分
KTS 鹿児島テレビ
1/3(木)5時00分〜5時55分
UMK テレビ宮﨑
1/7(月)15時56分〜16時50分
NST 新潟総合テレビ
1/7(月)26時15分〜27時10分 (深夜 2時15分〜3時10分)
KSS 高知さんさんテレビ
1/13(日)24時30分〜25時25分 (深夜 0時30分〜1時25分)
OTV 沖縄テレビ
1/13(日)24時55分〜25時50分 (深夜 0時55分〜1時50分)
FTB 福井テレビ
TOS テレビ大分
1/30(水)9時55分〜10時55分
スーツを着たサムライ 〜新渡戸稲造「武士道」伝説〜
(岩手めんこいテレビ 制作)
制作に協力しました特別番組の放送予定が、下記のように決まっています。
ぜひご覧ください。
(そのほかの地方についても、放送日時が決まりましたら、お知らせいたします)
UHB 北海道文化放送
12/27(木)9時55分〜10時50分
AKT 秋田テレビ
12/29(土)15時30分〜16時25分
TKU テレビ熊本
12/30(日)4時40分〜5時40分
KTS 鹿児島テレビ
1/3(木)5時00分〜5時55分
UMK テレビ宮﨑
1/7(月)15時56分〜16時50分
NST 新潟総合テレビ
1/7(月)26時15分〜27時10分 (深夜 2時15分〜3時10分)
KSS 高知さんさんテレビ
1/13(日)24時30分〜25時25分 (深夜 0時30分〜1時25分)
OTV 沖縄テレビ
1/13(日)24時55分〜25時50分 (深夜 0時55分〜1時50分)
THK 東海テレビ
1/14(月)26時11分〜 (深夜 2時11分〜)
FTB 福井テレビ
1/15(月・祝)25時30分〜 (深夜1時30分〜)
1/30(水)9時55分〜10時55分
SUT テレビ静岡
2/12(火)25時10分〜 (深夜1時10分〜)
2/12(火)25時10分〜 (深夜1時10分〜)
2013/01/08
朝日新聞 社説「アジアの国境 繁栄わかちあう知恵を」
2013年1月6日(日曜日) 朝日新聞朝刊 8面
社説「アジアの国境 繁栄わかちあう知恵を」
この記事に、「新渡戸裁定」のことが引用されていましたので、
紹介します。(以下一部を抜粋)
今から100年近く前、北欧を舞台に始まった話である。
バルト海の北方に浮かぶオーランド諸島。小さな島を全部あわせれば、
沖縄本島をひとまわり大きくした広さになる。
この島々の領有権をめぐってフィンランドと隣国スウェーデンとの間で
争いがおきた。フィンランドは古くからの統治の実績を言い、
スウェーデンは自国語を日常生活で使う住民の思いを理由にあげた。
両国の対立は国際連盟に持ち込まれた。
北欧の「非武の島」
1921年6月、連盟の裁定が下った。フィンランドへの帰属を認めるかわりに、
島を非武装中立とし、住民の自治を認めるべし。
両国はこれを受け入れ、オーランドを「非武の島」とする国際協定が結ばれた。
当時の国際連盟事務次長、新渡戸稲造は「将来、諸国民の友好関係を妨げる
類似の問題が生じた場合、大小にかかわらずその処置の先例を確立することに
なる」と語った。だが裁定の意義はそれにとどまらない。
国境はもともと、国と国、人と人を隔てる。しかし2万8千人の住民にとって、
いまや国境はあってなきごとき存在だ。
むしろ国と国、人と人をつなぐものにさえなっている。
海を渡るフェリーの乗客にパスポートは必要ない。島の高校を出た若者の
7割が隣国スウェーデンの大学に進む。自治政府のカミラ・グネル首相は
「国境を越える人が増えれば島の経済も潤う。あの裁定が私たちを
豊かにしてくれた」と話す。
(以下、略)
日本は、現在、隣国との国境問題に揺れています。
オーランド諸島問題を解決した新渡戸裁定が、そのままあてはまる事例
ではないですが、平和と繁栄を共有する思想は受け継いでいきたい。
社説「アジアの国境 繁栄わかちあう知恵を」
この記事に、「新渡戸裁定」のことが引用されていましたので、
紹介します。(以下一部を抜粋)
今から100年近く前、北欧を舞台に始まった話である。
バルト海の北方に浮かぶオーランド諸島。小さな島を全部あわせれば、
沖縄本島をひとまわり大きくした広さになる。
この島々の領有権をめぐってフィンランドと隣国スウェーデンとの間で
争いがおきた。フィンランドは古くからの統治の実績を言い、
スウェーデンは自国語を日常生活で使う住民の思いを理由にあげた。
両国の対立は国際連盟に持ち込まれた。
北欧の「非武の島」
1921年6月、連盟の裁定が下った。フィンランドへの帰属を認めるかわりに、
島を非武装中立とし、住民の自治を認めるべし。
両国はこれを受け入れ、オーランドを「非武の島」とする国際協定が結ばれた。
当時の国際連盟事務次長、新渡戸稲造は「将来、諸国民の友好関係を妨げる
類似の問題が生じた場合、大小にかかわらずその処置の先例を確立することに
なる」と語った。だが裁定の意義はそれにとどまらない。
国境はもともと、国と国、人と人を隔てる。しかし2万8千人の住民にとって、
いまや国境はあってなきごとき存在だ。
むしろ国と国、人と人をつなぐものにさえなっている。
海を渡るフェリーの乗客にパスポートは必要ない。島の高校を出た若者の
7割が隣国スウェーデンの大学に進む。自治政府のカミラ・グネル首相は
「国境を越える人が増えれば島の経済も潤う。あの裁定が私たちを
豊かにしてくれた」と話す。
(以下、略)
日本は、現在、隣国との国境問題に揺れています。
オーランド諸島問題を解決した新渡戸裁定が、そのままあてはまる事例
ではないですが、平和と繁栄を共有する思想は受け継いでいきたい。